図書館だより　５５号

目次
１　お知らせ
（１）図書の利用方法変更について
（２）図書・雑誌の紛失や破損について
（３）プレクストークの貸出について
（４）バリアフリー映画上映予告
（５）「和歌山点字図書館だより」デイジー版のお知らせ
（６）臨時休館のお知らせ
（７）東日本大震災視覚障害者支援募金状況報告
（８）点字印刷物の紙リサイクルについて
（９）芥川賞・直木賞の紹介
(10)音訳・点訳等ボランティアの方々へのお礼
(11)館からのお願い



２　図書案内
（１）自館製作録音図書の紹介
（２）貸し出します
（３）差し上げます
（４）新刊図書案内
（５）サピエ図書館人気図書


１　お知らせ

（１）《図書の利用方法変更について》

平成２４年２月１日より和歌山点字図書館の利用方法が変わりました。貸出数、貸出期限ともに次のように変わりましたので、ご協力よろしくお願いします。
１．貸出数：お一人５タイトルまで
２．貸出期限：
点字図書　（お手元に届いてから）３週間以内
録音図書　（お手元に届いてから）２週間以内
予約がない場合に限り　１回延長可能
※雑誌については、この限りではありません。


（２）《図書・雑誌の紛失や破損について》
　
　最近、返却時のトラブルが増えています。利用者側の不注意で紛失や破損した場合は原則として利用者負担になります。現物での弁償が基本ですが、それが出来ない場合は、以下の負担をお願いします。（主なものについてです）
（１）ＣＤ：１枚１００円
（２）カセット：１本（９０分）１００円
（３）購入した図書など（落語や漫才、パソコン関係など）：実費
（４）ＣＤ用郵送ケース：１つ３１５円
（５）デイジーキャディーケース：１つ３６０円
（６）点字用紙：１枚１０円
（７）点字バインダー：標準サイズ１冊３５０円
　その他、何かトラブルがありましたら、まず図書館へご連絡ください。たくさんの方にご利用いただく大切な資料です。取扱いには十分ご注意ください。
　

（３）《プレクストークの貸出について》
　
　デイジー図書再生機プレクストーク（ＰＴＮ１とＰＴＮ２）を貸出しています。貸出には次のような条件があります。詳しくは、和歌山点字図書館までご相談ください。また、他のプレクストーク（PTR２・PTP１・リンクポケット）の体験も可能ですが、１台ずつしかない為、その場合もあらかじめ図書館までご連絡ください。

１．貸出対象者　　
�@和歌山点字図書館の登録者
�A「視覚障害」の等級が３級以下の方や施設入所等で日常生活用具給付の対象となっていない方（ただし１、２級の方でもお試し用として短期貸出が出来ます）
�Bデイジー再生機をお持ちでない方
２．貸出期間　　　６ヶ月間
延長は可能ですが、必ず当館まで連絡が必要です。　　　　　　　　　　　
ただし、待機者が多い場合など、延長が出来ない事もあります。（短期貸出は３ヶ月間とし、延長は出来ません）
　

（４）《バリアフリー映画上映予告》

　今年度も県内２ヶ所で音声ガイドつきバリアフリー映画上映を予定しています。付き添いの方も一緒にご覧いただけます。第１回目は８月２６日（日）に田辺市の和歌山県立情報交流センタービッグユーで「武士の家計簿」を上映する予定です。第２回目は１１月に和歌山市で開催予定です（上映作品は未定）。詳しくは後日お知らせいたしますので、ご期待ください。


（５）《「和歌山点字図書館だより」デイジー版のお知らせ》

　「和歌山点字図書館だより」のデイジー版を作成しています。頭出しが簡単なので、カセット版からの切り替えをおすすめしています。ご希望の方は、和歌山点字図書館までご連絡ください。（カセット版返却時に『デイジー版へ変更希望』とのメモを入れてくださってもかまいません）


（６）《臨時休館のお知らせ》

　和歌山市で全国盲人福祉施設大会が開催され、職員がその運営を行うため、６月２１日（木）・２２日（金）は臨時休館させていただきます。ただし、郵送での返却は通常どおり、受け付けています。

（７）《東日本大震災視覚障害者支援募金状況報告》

　「和歌山点字図書館だより５３号」でお知らせしました、社会福祉法人日本盲人福祉委員会が行っている東日本大震災視覚障害者支援募金は平成２４年１月３０日現在 １０，０３７，７８７円のご支援をいただいております。皆さまの温かいお心遣いに深く感謝し、御礼を申し上げます。引き続き、ご協力をお願いいたします。
　
振込先　　郵便振替口座　００１９０−２−７０１７５３
名義　　社会福祉法人日本盲人福祉委員会　理事長笹川吉彦
通信欄に　『東日本大震災視覚障害者支援募金』　とご記入ください。

（８）《点字印刷物の紙リサイクルについて》
　古紙の回収・再生を行っている古紙再生促進センターより、点字印刷物等のコピーに使用されている感熱性発泡紙（立体コピー紙等）が古紙に混入し、製品に膨れが生じて不良品となってしまうトラブルが頻発しているとの報告を受けています。紙に凹凸加工しただけの点字以外は古紙リサイクルに出さないようにお願いします。（樹脂を固めた点字や加熱機でシートを加工したもの、立体コピーなどは普通ゴミとして出してください。）


（９）《芥川賞・直木賞の紹介》

　今年はじめ、話題になった第１４６回芥川賞、直木賞の受賞作を紹介します。
第１４６回の芥川賞は円城塔さん（３９歳）の「道化師の蝶」と田中慎弥さん（３９歳）の「共喰い」、直木賞は葉室麟さん（６０歳）の「蜩ノ記」に決まりました。どの図書も点字図書、デイジー図書ともに完成または製作中ですので、興味のある方は和歌山点字図書館までお問い合わせください。

◆「道化師の蝶」
無活用ラテン語で記された小説『猫の下で読むに限る』。正体不明の作家を追って、言葉は世界中を飛びまわる。帽子をすりぬける蝶が飛行機の中を舞うとき、「言葉」の網が振りかざされる。希代の多言語作家「友幸友幸」と、資産家A・A・エイブラムスの、言語をめぐって連環してゆく物語。

◆「共喰い」
欲望は、すべて水に還る。少年たちの愛の行方と血のいとなみ。川辺の町で起こる、逃げ場のない血と性の濃密な物語を描いた表題作と、死にゆく者と育ってゆく者が織りなす太古からの日々の営みを丁寧に描いた「第三紀層の魚」を収録。

◆「蜩ノ記」
羽根藩の壇野庄三郎は幽閉中の元郡奉行・戸田秋谷の元へ遣わされる。秋谷は不義密通の罪で家譜編纂と１０年後の切腹を命じられていた。当時の事件の真相探求を命じられた庄三郎は…。命を区切られた男の気高く凄絶な覚悟を穏やかな山間の風景の中に謳い上げる、感涙の時代小説。

（１０）《音訳・点訳等ボランティアの方々へのお礼》

　平成２３年度に、当館の蔵書製作やプライベート点訳・録音、対面朗読などでお世話になったボランティアの方々です。大勢のボランティアさんにお世話になりました。どうもありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
◆ 「和歌山グループ声」
◆「和歌山グループ声ジュニア」
◆「点訳サークルみちしるべ」
◆その他のボランティアさん


（１１）《館からのお願い》

１．返却期限は必ず守ってください。
２．住所変更等があった場合は、お知らせください。
３．テープは必ず各巻ごとにきちんと巻き取ってから返却してください。
４．ＣＤやテープ、ケースが破損するなど、何かトラブルがあった場合には館までご一報ください。

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２　図書案内

（１）自館製作録音図書の紹介
デイジー図書、テープ図書の両方を所蔵しています。

※プライベートデイジー図書（校正はしていませんが、貸出できます）

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（２）貸し出します
CSVファイルで提供しています。ダウンロードするには、右クリックもしくはアプリケーションキー又はSHIFTキー+F10キーを押して出るメニューから「対象をファイルに保存」を実行して下さい。
『貸し出します』ファイル

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（３）差し上げます
CSVファイルで提供しています。ダウンロードするには、右クリックもしくはアプリケーションキー又はSHIFTキー+F10キーを押して出るメニューから「対象をファイルに保存」を実行して下さい。
『差しあげます』ファイル

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（４）新刊図書案内

CSVファイルで提供しています。ダウンロードするには、右クリックもしくはアプリケーションキー又はSHIFTキー+F10キーを押して出るメニューから「対象をファイルに保存」を実行して下さい。
『新刊図書案内』ファイル


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（５）サピエ図書館人気図書
先月一ヶ月間でリクエストの多かった図書を紹介します。

点字図書

デイジー図書

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